クロダネカボチャの黒糖煮 / Chilacayote en dulce
調理時間:1時間以上(ほぼ待ち時間)
クロダネカボチャ(Chilacayote)を切って、すべての材料と水を鍋に入れて火にかけるだけの簡単で素朴なおやつです。クロダネカボチャはウリ科カボチャ属に属するカボチャの1つ(アメリカ大陸原産)とのことで、冬瓜に近い食感です。皮は固く食べることが出来ませんが、実と種の中身は食べることが出来ます。
つ
ながりざっくりと食材を準備する
- クロダネカボチャ‥大1つ
- 黒糖‥適量(写真の分量では150g以上は使われます)
- シナモンスティック‥1本(お好みで増減)
ざっくりと作ってみる
- クロダネカボチャを皮ごとざっくり切る。
- 切ったクロダネカボチャと黒糖およびシナモンを鍋に入れ、鍋の1/4~1/3ほどの分量の水を加え、火(強火)にかける(蓋をして火にかけることも可能ですが、クロダネカボチャの量と鍋の大きさによっては蓋が出来ない場合もあります。)。
- クロダネカボチャの実がくたくたに柔らかくなったら、出来上がり。
食べてみよ、「いただきます」
取り皿にクロダネカボチャとその煮汁を入れ、スプーンでその実をすくって食べます。クロダネカボチャの皮は固くて食べられませんが、種の中身は食べることができ、おいしいです(上手く口の中で取り出します)。かぼちゃの黒糖煮と同様にクロダネカボチャが手に入った日または肌寒い日に作って食した記憶があり、コーヒーといただいたように思います。また黒糖ではなく、上白糖を使って作った時もありました。
よや
- グアテマラの素朴なおやつは、日本で甘い煮豆や餡を作るときのように、砂糖類(上白糖、三温糖、黒糖等)でしっかりと甘味がつけられます。また、その際にはシナモンスティックやクローブが風味漬けによく用いられます。
- かぼちゃでも同様のおやつが作られます。
- 一般的に甘い飲み物(砂糖入りのコーヒーや紅茶、ジュース等)と甘いおやつの組み合わせが主となります。