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グアテマラのひみつ、その先へ。

チレ・ハラペーニョと野菜のマリネ / Chile en escabeche

©JO‘ チレ・ハラペーニョと野菜のマリネ / Chile en escabeche

©JO‘ チレ・ハラペーニョと野菜のマリネ / Chile en escabeche

調理時間:1時間程度

まろやかな酸味とほんのり感じる甘味とジリっとした辛味の絶妙なバランスが美味しいチレ・ハラペーニョを使った野菜のマリネです。今回は、すべての食材を加熱して作るマリネを作りました。常備菜としても、お茶うけにも(私だけ?)とても重宝します。

 

ながり

チルモル


食材を準備する

  • チレ・ハラペーニョ‥5本(お好みで増減◎たまに辛くないチレ・ハラペーニョも有り、3㎜程度の輪切りにする
  • 玉ねぎ(中)‥1/2個
  • カリフラワー‥1個(すこし小さめの子房に分ける)
  • にんじん‥3本(3㎜程度の輪切りにする)
  • キャベツ‥葉7枚ほど(ざく切りにする)
  • にんにく‥2個(皮を剥き、包丁の柄に近い部分で潰す(食用油の香りづけ用))
≪マリネ液≫
  • りんご酢‥3/4カップ(穀物酢でも◎)
  • 飲料水‥1カップ~
  • オリーブ油‥大さじ2.~2.5(油分が少々多めの方が美味しい)
  • 食塩‥小さじ2/3~(お好みで)
  • 黒コショウ‥少々(加えるタイミングで挽く)
  • ローリエ‥葉3枚ほど
  • タイム‥2本ほど(お好みで)

 

作ってみる

  1. チレ・ハラペーニョと野菜をそれぞれ切る。
  2. 鍋にオリーブ油、にんにく、ローリエを入れ、香りが立つまで加熱する。
  3. 2の鍋に玉ねぎとにんじんを加え、しんなりするまで加熱する。その後、カリフラワーとキャベツ、タイムを加え加熱を続ける(野菜の水分等焦げ付く心配がなければ、混ぜすぎないように加熱する。焦げ付く心配がある場合、飲料水(分量外)を少量加え、炒め煮のようにする。)。
  4. 3の野菜がしんなりとしてきたら、チレ・ハラペーニョを加え、ひと混ぜした後にりんご酢、飲料水(鍋の中で野菜の1/2~2/3が浸る程度まで)を加え、ひと煮立ちさせる(加熱中は蓋をして◎)。しっかりと野菜に火が通るまで加熱する。
  5. しっかりと野菜に火が通ったら食塩と挽きたてのこしょうを加え、全体をひと混ぜする(好みの味に調整する)。火を止め、そのまま粗熱がとれるのを待つ(瓶詰めする場合は、火を止めてすぐに煮沸消毒した瓶に詰めた後、粗熱をとる)。
(↓写真はざっくりとした作り方です、右横方向へと見ていただけたら。)
チレ・ハラペーニョと野菜のマリネ / Chile en escabeche
チレ・ハラペーニョと野菜のマリネ / Chile en escabeche
チレ・ハラペーニョと野菜のマリネ / Chile en escabeche
チレ・ハラペーニョと野菜のマリネ / Chile en escabeche
チレ・ハラペーニョと野菜のマリネ / Chile en escabeche
チレ・ハラペーニョと野菜のマリネ / Chile en escabeche
チレ・ハラペーニョと野菜のマリネ / Chile en escabeche
チレ・ハラペーニョと野菜のマリネ / Chile en escabeche
チレ・ハラペーニョと野菜のマリネ / Chile en escabeche
チレ・ハラペーニョと野菜のマリネ / Chile en escabeche

 

食べてみる、「いただきます」

「おいしい」の一言に尽きる味わいでした。りんご酢の(適度な)加熱によってまろやかになった酸味とほんのり感じる甘味とジリっとした辛味(少し控えめ)とオリーブ油のコクとが相まって、とても美味しかったです(余談ですが、その後3~4日で食べきってしまいました)。今回のチレ・ハラペーニョの量では、辛さに物足りないさを感じる方もいることと思いますが、とても食べやすい辛さです。

  • グアテマラにはチレ(Chile)を使ったピカンテ(Picante、チレを使用した辛味と酸味を合わせ持つソースの総称?)が無数に存在します。チレ・玉ねぎ・パクチー・レモン汁が基本となり、様々なチレで作られます。
  • 本当に辛いチレ・ハラペーニョを素手で切ると、手指のヒリヒリとしみる感じが、しばらく続く可能性があり(手洗いをしても、ヒリヒリ感は抜けないことも)、特に目を触ってしまうと目もヒリヒリ…。手袋着用の上、チレ・ハラペーニョを切ることが推奨されます。