JO’

グアテマラのひみつ、その先へ。

黒フリホール豆煮(すり潰したもの) / Frijol volteado

©JO‘ 黒フリホール豆煮(すり潰したもの) / frijol volteado

©JO‘ 黒フリホール豆煮(すり潰したもの) / frijol volteado

調理時間:40分程度 (ミキサーを使用の際は30分程度)

グアテマラの黒フリホール豆煮の応用したフリホール・ボルテアード(Frijol volteado)と呼ばれるものです。味付け後の黒フリホール豆煮をすり潰して、加熱し、水分を飛ばします(水分の飛ばし具合はお好みで)。今回はパン・フランセスに挟みましたが,トルティージャやそのチップスなどにつけても美味しく食べられます。

 


食材を準備する

  • 黒フリホール豆煮‥250g(豆と煮汁を合わせ)
  • 玉ねぎ(中)‥1/8個(みじん切りにする)
  • にんにく(極小)‥1個(みじん切りにする)
  • オリーブ油‥小さじ1(玉ねぎとにんにく炒め用)
※すでに黒フリホール豆煮に塩味がついていること、そして煮詰めて水分を飛ばすことからも、新たに食塩を加える必要はありません。

 

作ってみる

  1. 黒フリホール豆煮を擂り石またはミキサーでよくすり潰す(ミキサー使用の場合、飲料水(分量外)を適量加えて攪拌する)。
  2. フライパンにオリーブ油をしき,みじん切りにした玉ねぎ・にんにくを加えて弱火にかける。それらの香りが立つようになったら、すり潰した黒フリホール豆煮を加え、好みの濃度になるまで、混ぜながら煮詰めていく(弱火~中火、焦げ付かないように注意する)。
(↓写真はざっくりとした作り方です、右横方面に見ていただけたら。)
©JO‘ 黒フリホール豆煮(すり潰したもの) / frijol volteado
©JO‘ 黒フリホール豆煮(すり潰したもの) / frijol volteado
©JO‘ 黒フリホール豆煮(すり潰したもの) / frijol volteado
©JO‘ 黒フリホール豆煮(すり潰したもの) / frijol volteado
©JO‘ 黒フリホール豆煮(すり潰したもの) / frijol volteado
©JO‘ 黒フリホール豆煮(すり潰したもの) / frijol volteado

 

食べてみる、「いただきます」

まるで塩味のついたインゲン豆のこしあんです。今回はパンに挟みましたが、トルティージャにつけて食べると、「無限にトルティージャが食べる!」との感覚を持つほどに、私にはとても美味しい組み合わせです。

  • すり潰した黒フリホール豆煮(玉ねぎやにんにくを加えないもの)とトルティージャ用のマサ(Masa)を使用し、タユーヨ(Tayuyo)やシエテ・カミサス(Siete camisas)と呼ばれる、豆煮とマサを層に重ねた後にくるくると巻き、蒸しあげられた食べものが作られます。
  • トルティージャを焼き上げる際に、すり潰した黒フリホール豆煮をマサ(Masa)に混ぜ、焼かれることもあります
  • レジェニート(Rellenito de plátano)と呼ばれる、調理用バナナを使ったお菓子では、中に入れる具としてフリホール豆が使われます。この場合、フリホール豆煮に食塩を加えず、すり潰した後、チョコレートやショ糖、シナモン等を加え、甘く・(少々)スパイシーに味付けます。一方で、甘く味付けられたフリホール豆煮が苦手な方も多い印象です。